みなさん一緒にスナビキソウを守りましょう🍂
先日、松任の徳光海岸にスナビキソウの保護・保全を促す看板を設置しました!みなさん、スナビキソウってどんな植物かご存じですか?
スナビキソウとは、砂浜などの海岸線に生育し、初夏になると白い花を咲かせる植物です。この時期に長距離移動をするアサギマダラという蝶にとって、大事な大事な栄養源なのです。
こちらがアサギマダラの写真。浅葱色をした、きれいな大型の蝶ですね。「旅する蝶」として知られ、海を渡り、時には台湾まで到達する個体もいるようです。
徳光海岸に生えているスナビキソウは、アサギマダラが春に南から北へ旅をする時の、大切な栄養源。ですが、その徳光海岸のスナビキソウが近年減りつつあるのです。理由は様々考えられますが、その一つに、海岸清掃の際に誤って抜かれてしまうこともあるようです。
なぜ海を渡るのか、どうやって海を越えるのか。まだまだ生態が謎に包まれるアサギマダラですが、確実に判明していることは、スナビキソウがアサギマダラにとって大切な存在だということ。みんなで徳光海岸に生えるスナビキソウを守りましょう!
ちなみに、この看板で使われているイラストは、2018年度に御手洗公民館と行ったイベントで子ども達が描いてくれたものです。スナビキソウやアサギマダラが、可愛く描けていますね。
この活動は、アサギマダラの保護・保全活動に役立っています。