日本ジオパーク再認定審査:現地審査
10月16日~18日の3日間、4年に1度の日本ジオパーク再認定審査の現地審査が行われました。前回の審査が2015年だったので、審査の前は4年分のジオパークの活動をまとめたり、報告書を作ったりで大変でした。作成した書類は250ページ以上にもなりました!
審査員には、日本ジオパーク委員会の渡辺さんと洞爺湖有珠山ジオパークの加賀谷さん、お二人がいらして、白山手取川ジオパークの見どころをいっぱい案内しました。
1日目、最初は紅葉の白山白川郷ホワイトロードを案内しました。天候にも恵まれ素晴らしい白山の景色を見ていただくことができました。栂の木台駐車場で「絶景カフェ」を堪能し、昼食は一里野の岩間山荘で山の幸満載の「ジオ弁当」を食べて、その後、白山の市ノ瀬ビジターセンターと百万貫の岩を案内しました。百万貫の岩ではメディアの取材も受け、新聞などにも大きく取り上げられました!夜は白山しらみね自然学校の「与平」で交流会が行われ、ジオパーク活動について熱く語り合いました。審査員に熱意が伝わっているといいですね~!私も囲炉裏の火起こしやイワナ焼きなど、いっぱい手伝いましたよ!
2日目の午前中は、白峰重伝建保存地区のまちなみを案内した後、桑島化石壁と白山恐竜パークを見学。手取層群の化石の素晴らしさやライン博士の功績など、しっかりと説明できました。昼食はレストラン手取川で伝統的な山の食事をいただきました。と~ってもおいしかったよ!午後は、鶴来のまちなみを散策した後、スカイ獅子吼のゴンドラで獅子吼高原まで上がりました。遠く日本海に流れ込む手取川を見下ろしながら、扇状地形成のしくみや洪水被害に対応する集落の様子なども説明しました。その後、美川のはりんこ増殖池や伏流水群を見学し、白山グランドホテルでジオパークに関わる多くの方が集まる交流会を行いました。交流会にはゆきママとしずくちゃん、ジオ博士も参加しましたよ!
そして最終日は、終日、白山手取川ジオパークの全体ヒアリングが行われ、空いた時間に東大寺領横江荘遺跡と地元の荘園まつり実行委員会が東大寺に寄進する古代米を栽培する田んぼも審査員に見ていただきました。ヒアリングは長時間だったので疲れました~!
皆さん3日間大変お疲れさまでした。そして、いろいろとご協力をいただき有難うございました。日本ジオパークの再認定、きっと良い結果が得られると思います。
~スーザン
白峰でフォーリンラブしてしまいました。「トラ」という猫はちょう可愛い!!また会えるかな?トラちゃん、待ってね♡