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新たに3団体と連携協定を締結しました! 

本日、東二口文弥人形浄瑠璃保存会、深瀬木偶回し保存会、深瀬桧細工工房と、締結式を執り行いました。

「尾口のでくまわし」は、尾口地域の東二口と深瀬地区で古くから伝承されてきた人形芝居であり、深瀬では、ダムの建設にともなって、昭和52年(1977)から移転先の鶴来地域の深瀬新町で活動が継承されています。
腰幕の内側を舞台に、「でく」とまわし手とが一体となり、義太夫節以前の古浄瑠璃に合わせて演じるところが特徴で、例年は2月の一般公開のほか、県内でのイベントを中心に活動を行っておりますが、昨年度は、コロナの影響で思うように活動ができず、演目をYouTubeで全国のファンの方々に向けて動画配信いたしております。

深瀬桧細工工房は、白山手取川ジオパークのテーマである雪と白山手取川の過酷な自然環境を生きぬいてきた人々が伝えてきた桧笠作りの技を後世に伝えるために、市内において桧細工教室を開催するなど、精力的に継承活動を行っています。

このたび、これらの団体と連携協定を締結することにより、今後、よりジオパークを意識した活動の展開が図られ、これまで以上に、ふるさとの理解・愛着が増すとともに、相乗効果により、さらなる地域の活性化に繋がることが期待されます。

なお、連携協定は、今回、3団体が加わり、合計で21団体となります。



写真掲載:4月13日会長と各団体のみなさん

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